新発田市議会 > 2021-09-14 >
令和 3年 9月14日社会文教常任委員会−09月14日-01号

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  1. 新発田市議会 2021-09-14
    令和 3年 9月14日社会文教常任委員会−09月14日-01号


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    令和 3年 9月14日社会文教常任委員会−09月14日-01号令和 3年 9月14日社会文教常任委員会                社会文教常任委員会  委員会記録 令和3年9月14日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  阿  部     聡  委員   副委員長  渡  邉  葉  子  委員         比  企  広  正  委員         若  月     学  委員         板  倉  久  徳  委員         三  母  高  志  委員         佐  藤  真  澄  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        健康アクティブ戦略監      山   口   恵   子        健康推進課長          中   野   修   一        保険年金課長          佐   藤   英   樹        高齢福祉課長          山   口   幸   恵        こども課長           沼   澤   貴   子
           社会福祉課長          榎   本   道   夫        教育次長            鶴   巻   勝   則        教育総務課長          平   田   和   彦        学校教育課長          小 野 沢   謙   一        中央図書館長          庭   山       恵        生涯学習課長          井   浦   智   明        生涯学習課紫雲寺地区公民館長  荻   野   麻   子        生涯学習課加治川地区公民館長  佐   野   丈   昭  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長          古   田   潤   子        係長          鈴   木   正   司           午前10時00分  開 会 ○委員長阿部聡) 改めておはようございます。  それでは、全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を再会いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託一般会計補正予算案を含め、議案が10件、陳情が1件の計11件であります。  そのうち議第55号については、9月6日に審査が終了しております。したがいまして、本日の審査は、分割付託一般会計補正予算案を含め、議案が9件、陳情が1件の合計10件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。初めに、陳情第1号 私立保育園認定こども園の運営に対する「特別委託料」の現状維持を求める陳情書、次に議第37号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分、次に議第34号新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第35号 新発田加治川地区奨学金貸付条例を廃止する条例制定について、次に議第46号 決算の認定について(令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第38号 令和3年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に議第47号 決算の認定について(令和2年度新発田介護保険事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第39号 令和3年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に議第48号 決算の認定について(令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)、最後に議第40号 令和3年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 異議ございませんので、そのように進めます。  それでは、最初に、陳情第1号 私立保育園認定こども園の運営に対する「特別委託料」の現状維持を求める陳情書を議題といたします。  この陳情について執行部からの意見がありましたらお願いいたします。  沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) おはようございます。陳情第1号 私立保育園認定こども園の運営に対する「特別委託料」の現状維持を求める陳情書について意見を述べさせていただきます。  初めに、新発田私立保育園連絡協議会の皆様におかれましては、当市保育施策の充実をはじめ、子育てするなら新発田の実現にご理解とご協力をいただいておりますことを深く感謝申し上げます。  特別委託料は、保育士人件費公私格差是正を目的として昭和40年代以降、国制度の運営委託費に上乗せする形で私立園側に支出してまいりました。特別委託料待機児童解消対策をはじめ、当市の子育て支援施策の充実に大きな役割を果たしてきたと考えておりますが、現状の制度が条例、要綱等もなく、実績報告を求めていないため、使途が適切かどうかや効果の検証ができないこと、その金額について国の単価等の改善により今後も確実な増加が見込まれ、他市との比較等において市民の皆様への説明が難しい状態であり、市民の皆様にご納得いただける金額となっているかどうかといった課題があると捉えております。  つきましては、さきの新発田市議会全員協議会及び阿部聡議員一般質問に市長が答弁しておりますとおり、現状の制度を維持するのではなく、人件費格差是正のみならず、園が必要とする様々な経費を一つ一つ積み上げ、要綱等をしっかりと整備し、補助する形に改め、市民の皆様への説明責任を果たし、市民の皆様のご理解をいただける制度として構築するために、私立園園長先生や経営の皆様方とお話を丁寧にお聞きしながら進めてまいりたいと考えてございます。  以上、担当課としての意見とさせていただきます。 ○委員長阿部聡) ありがとうございました。  これより本案に対する質疑等のある委員の発言を願います。  石山委員。 ◆委員(石山洋子) 質疑させていただきます。  今担当課長のほうから説明がありましたが、その前に私立園皆さん意見陳述ということで聞かせていただきました。その中でまず第1点、数字ありきじゃないかということで、そこからのさらなる減額ということで、園の方たちは非常に今不安と、それから今後どうしようという中の危機感を抱えながらこの問題に直面しているという現状が今あるわけです。ただ、担当課のほうでこの数字だけではなくて、今制度化してきちんと見直していく中でここにまた加算される部分もあるというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  園の要望から積み上がっていくものがあると考えております。私が考えつかない真に必要なものにたどり着ければ市民の皆様も納得していただける、そういった制度構築につながるのではないかと思っております。一度示した数字はあるんですけれども、お話を聞いていく中で拡充するもの、新しく必要なものというものをお聞きして積み上げていくことが大切なんだろうと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ありがとうございます。  もう一点なんですが、意見陳述の際にも私聞かせていただきました。ここまで話が出ているのに進んでいない理由ということで、市側の提案に対して皆さんがよく理解を示していないこともありますし、認識の違いもあると思います。また、21園それぞれ全ての状況が違う中で一緒くたにまとめてお願いしますというのも結構乱暴なお話だと思うんです。ただ、陳述の中では話合いの場に着かないということではなくて、そういった辺りをきちんと話を聞いていただきたいというふうなことも述べていたように思いますが、市側としてはこれからどのような形で進めていきたいと考えているのでしょうか。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  先日9月8日に私立の園長会議がございましたので、お邪魔をさせていただきました。その際に皆様がご要望する市の単独補助について提案をいただきたいと用紙のほうをお渡ししてございます。今後は、各園、これが1園1園なのか、いろいろな新発田に来た経緯が違うとか、この事業を始めた経緯が違うとかというグループになるのか、その辺は先生たちとまたご相談させていただくわけでございますが、そういった1園1園なのか、グループなのか、お話合いのステージというのは少し変わってくるかもしれませんが、先生たちのご事情を丁寧に聞き取りながら意見交換をし、あるべき補助制度というものを一緒につくり上げていきたいと、そのように考えてございます。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 三母委員、お願いします。 ◆委員(三母高志) 今ほど意見陳述をお聞きした中で、陳述の内容の部分で経営に関わる部分について資料の提供等をお願いした場合、それは可能ですという園側からの回答をいただきましたが、これは議会に出してもらうというよりは、本来市と園側で、協議会側で当然やり取りをされるべき内容なんだと思うんですが、そういう園側に対して今そういう経営状況も含めて提出できるんだというようなお話、それについていかがでしょうか。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 三母委員のご質疑にお答えいたします。  実は話合いを始めた昨年夏ぐらいから、お話に来てくださった先生方からはいろいろな資料を頂戴しております。公開している財務諸表であったり、それから職員賃金の表であったりというのも一部の園からは頂戴できているわけでございます。この先、先生方としっかり向き合ってお話をさせていただけるのであればぜひお願いして、それを見ながらきちんと制度構築につなげていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 最初に沼澤課長からの説明の中で、40年代以降いろいろ支出されてその役割、待機児童を解消してきたというようなこと、その後にいろいろ経過の資料がない、そのために検証ができない、それから市民に説明が困難だと、現状を維持するのではなくて市民が理解できる制度にするという話をされましたけども、そもそも検証ができないとか、市民に説明が困難だとかという、その原因をつくっているのは新発田市側なわけです。いきなりそれで制度変えるんだという話を今されているんですが、園側のほうは、先ほども陳述人のお話を聞きましたけども、必要な資料は手元にあるものであれば提供可能だという意向だと思うんです。そうだとすればこの間の経過はそこも含めればお互い歩み寄って、まず状況確認はできるはずです。そのテーブルに着いていただいて、そしてその後に今現状お互い確認した上でどうあるべきかというのは広く論議をされていくべきかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 三母委員のご質疑にお答えいたします。  おっしゃるとおりだと考えてございます。先生方にとっていきなり提案されたんだという大きな驚きがあったということ、お聞きしておりますので、私のお話の仕方が悪かったのではないかという反省点も見えてまいりました。今後は、先生たちのお話をやはり少し時間はかかるかもしれませんが、丁寧にお聞きしなければこの話は進めていけないのだと思いますので、委員のアドバイスいただいたとおり、できるだけ誠心誠意尽くしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 沼澤課長が悪いとは言っていないんです、私。ただ、今回のこの経過というのは、やっぱり文書がないという状況の事の問題の本質は何なんだろうなと。これ沼澤課長に聞いてもしようがないですけど、ほかにそういう状況とか生まれていないのかなとちょっと心配になってしまうわけです。沼澤課長にお聞きするしかないんですけど、今回のこの問題が起きた本質的な一番の問題って何だとお感じになりますか。 ○委員長阿部聡) 沼澤課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 三母委員のご質疑は、今回のこの問題というのは…… ◆委員(三母高志) 答えられる範囲でいいです。今感じられたこと。 ◎こども課長沼澤貴子) このような状況になって話合いが進まないということでなくて…… ◆委員(三母高志) そうじゃなくて文書がなくなったこと。 ◎こども課長沼澤貴子) はい。5年で文書を廃棄してしまうという市のルールでありますので、ここは致し方なかったのかなとも思いますが、こういった大事なことを口伝えで来てしまったことに市としてはよろしくなかったところがあるとは振り返っております。委員おっしゃってくださるように私を責めてもしようがないと言っていただけるのはありがたいのですが、過去も含めて私がこれから向き合うべき責任だと考えておりますので、この先しっかり取り組むことが議会の皆様、市民の皆様にきちんと説明できる制度づくりというものにつながっていくのだと思っております。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 先ほどの意見陳述を聞くまでは、市長が全員協議会まで、それから阿部聡議員の質問に答えたとおり、正論なんだろうなというふうに思っておりました。しかし、先ほどの意見陳述を聞く中で、これはやっぱりこういう問題を議会に投げつけたということはあまりにも無責任なんじゃないかなと、執行部ですよ、市長ですよ、市長側がですね。というのは、条例もなければ要綱もない。しかも、40年もずっと放置してきたというのは、国会であれば本当にもうあれですよ。それなのにこの問題を議会に投げつけるなんていうのは、私たち大岡越前じゃありませんので、きちっと判断なんかできないというふうに思います。  それから、40年前というと私ちょうど30歳ぐらいになって、当時の給与表も持ってきたんです。というのは、私は当時宮城県の財団法人宮城厚生協会という総合病院を含めて宮城県内に6か所病院経営、それから定員、定数100人の私立保育園を経営している、そういう団体に勤めておりました。保育所の経理もやったことあります。当時ルンビニの方がおっしゃいましたけど、措置費という形で仙台市から受けておりました。児童1人当たり幾らだったか、40年も前の話ですので、あれですけども、それでも安いなと思いました。当時の私、何の資格もない一介の事務員ですが、本俸が13万4,300円、なぜか給食手当住宅手当、そういうのがついて支給総額が14万3,000円、これとさほど変わりませんでした。そして、その半年後に新発田市に来まして、県立新発田病院の中の外来食堂に勤めました。月7万円でした。あまりにも、それはともかく、ちょっと前置きが長くなって質疑に入りますけども…… ○委員長阿部聡) 質疑してください。 ◆委員(佐藤真澄) はい。そういう中で私立の皆さんはやっているんですよ、経営を。格差是正という、それならそれで要綱をこれからつくったらどうなんですか。園を責めるよりもきちっと条例なり要綱をつくるという、そういうことはできないんでしょうか。 ○委員長阿部聡) 沼澤課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 条例や要綱をつくればいいというお話だったかと思います。当然この先、先生方とのお話合いの中では、そういったものをつくるためのご意見ということをお聞きしたいと思っておりますので、今後そのように改めさせていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 先ほどの意見陳述の中では、子育てするならやっぱり新発田という、そういうキャッチフレーズがありますよね、二階堂市政の売りの一つでありますけれども、こういうことができなくなるんだよと。他市では同じように特別委託料もらっていなくてもちゃんと待機児童も出さないでやっているんじゃないかと。そこは、ちょっと認識が違うんじゃないかなと意見陳述を聞きながら思いましたが、きちっと新発田市、市民の皆さんのご理解を含め、要綱をしっかりと確立して市民の皆さんの理解を求めたいというふうに市長も、それから沼澤課長もおっしゃいますけれども、子供というのは本当に年々出生率が低くなっています。宝ですよ、未来の宝。この宝を生むためのそういうお仕事を民間の皆さんはやっておられるわけですので、ぜひ今後も、いいじゃないですか、新発田独自で、ということをお考えになったことはありますか。これで質疑を終わります。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。  市長も答弁で、なくそうとしているわけではないと申し上げておりますとおり、私もこれをなくそうとして先生方とお話合いをするわけではございませんので、新発田独自の子育て支援、そこにご協力いただける先生方に対する気持ちというのはお届けし続けることが可能なのではないかと考えておりますので、それに向けてきちんとお話合いをしていきたいというところであります。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) きちっと話合いをするというふうにおっしゃいますけれども、これまで協議というか、話合いの場はどのような形でやってこられたんでしょうか。市長が理事者側皆さんと一堂に会するということはなかったんでしょうか。やっぱりきちっと歩み寄る、本音で思いを出すという、そういう観点から考えますと、やはり今までのような話合いでは駄目なんじゃないでしょうか、その辺り。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。  これまで先生方とのお話合いは、前副市長をキャップとしたチームで行ってまいりました。副市長がその場に出席したのは2回でございますが、副市長から先生方に一部の先生方ではありますが、お話をさせていただいておりました。今後のことにつきましては、やはりここもまた同じことの繰り返しになって申し訳ないんですが、先生方がどのようにお考えなのか、こども課長だけでは話にならないとおっしゃるのか、副市長ともっと何度もお会いしたいと言ってくださるのか、その辺のところはやはり丁寧にお聞きするしかないのかなと考えてございますが、先生方から要望いただければ市長へきちんとつなげたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 先ほどの意見陳述を伺ったところ、もし特別委託料がなくなった場合、県内に誇れる、日本に誇れる待機児童解消とか、いろんな様々な保育事業が、施策ができなくなるとはっきりおっしゃっていますけども、この点についてはどのようにお考えでしょうか、今後の保育事業に対する課長の思いとは。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) 先生方のお話をまずよくお聞きしなければはっきり確定的なことは申し上げられませんが、お聞きする中で必ず公立保育園人員配置とどのように違っているのか、もっと手厚いのか、それとももっと少ないところで頑張っていらっしゃるのかというお話が聞けると思いますので、そういったことも参考にしながらやってまいりたいと思っております。よろしいでしょうか。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員、よろしいですか。 ◆委員(佐藤真澄) はい、まず取りあえず。 ○委員長阿部聡) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がなければ、質疑を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。
     続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。  比企委員。 ◆委員(比企広正) お疲れさまでございます。  いろいろ先ほど前段で意見陳述、そして今社会文教常任委員会で上げられた陳情を各位と議論しているわけでございますけれども、私どもに上がってきた陳情、この陳情事項はよく分かりますけれども、陳情事項の上の3行のところで、民意を代表する新発田市議会議員各位の特段のご理解とご賛同を賜りますよう切にお願い申し上げるものでありますというふうに記載されております。確かに民を代表する我々市議会議員でありますけれども、あまりにも私どもが判断する材料が乏しく、この常任委員会、たった1回の常任委員会で決められるような、そんな陳情ではございません。一般質問のメモをちょっと、阿部議員とのやり取りを確認してみますと、市長は、行政の説明責任を明確にする方法を検討したいと、適正な補助額を検討していきたいんだと、制度の廃止は考えていないというふうに明確に答弁されております。そこで、新たな補助制度を確立して、互いに歩み寄る制度となるよう提案したいというふうにも答弁しております。そして、私立園は大切なパートナーである、適正な補助額を導き出さなければならない、様々な事例を積み上げ、市民の理解を示したい、税の公平性と透明性を確立したい、ここまで一般質問で答弁されております。ですから、我々議会が、当然同時並行で議会も継続しなきゃいけないとは思いますけれども、改めて先ほどの意見陳述の中で吉井代表が減額ありきの形での話合いだということを危惧されたという、ここにも書いてありますけれども、そこからスタートするんで、なかなか歩み寄りができないというふうに私ども議会は思うところでございますので、今提案に関しましては、継続審査ということを私は思いますけれども、他の委員の意見をお聞きしたいというふうに思っております。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 今の陳情書に対する意見申し述べたいと思いますが、今回の問題の発生の原因は、主にやっぱり新発田市側に起因するものだろうと認識します。しかし、私立保育園側に落ち度はないと思いますが、ないとしても、この特別委託料の現状をそのまま再評価しないで、安易に継続するというのは、これは議会としても市民から批判を浴びるということになるんだろうと。今テーブルに着いていただいたのがちょっとクリンチになっているわけですが、再度新発田市と保育園協議会による真摯な問題解決のためのテーブルに着いていただくということを願って、新たなそういうそのための仕組みをまずつくっていただければなと思います。そのために現状でこの陳情をそのまま賛成とすると、もう現行水準を維持することで議会の態度は決まってしまいますので、今比企委員がお話しされたように、私もこの陳情に対しては当議会、当委員会としては継続審査とするのが妥当かなと考えています。ただし、早急な協議必要だと思いますが、今の進め方、最初から減額ありきで交渉しましょうというのでは、園側はとても対応し切れないわけですから、激変緩和措置的なもので特別委託料は現状を少なくとも複数年は維持して、そのことを前提として協議をするというふうに物事を進められたらどうかなというふうに考えますが、皆さんのご意見はいかがでしょうか。 ○委員長阿部聡) 石山洋子委員。 ◆委員(石山洋子) 陳情第1号ということで、委員間の討議ということなんですけれども、陳情をお聞きいたしました。そしてまた、市側の説明も聞かせていただいた中で、やはり一方的なふうに減額ありきということが皆様の園側の中には非常に危惧をされていて、今の状況であれば不安がいっぱいと、次からどうしようというようなお気持ちなんだと思います。本当に言ってきたこと、説明してきたことがそういうふうに捉えられていないという非常にこれまで何回もやってきた中で、本当に皆さんの理解と説明する側の意図が伝わっていないところに大きな原因があると思います。ただ、このまま特別委託料現状維持のままでいいのか、要綱も制度的なものもしっかりしていない中で、それは市長としてはそうおっしゃるのは当たり前のことであり、我々議会としても市民にそういったない中でずっと支出をし続けるのかと問われれば、そこはやはり改正していかなければいけないところだと思っております。ただ、進んでいない中で、今後どうやって進めていくのかという協議も大事になってきていることだと思います。議員の中では、まだ詳細に本当に特別委託料、そして園の国からのそういった公定価格の部分、県が支出している部分、そして市が支出している部分など、詳細なことがまだ分からないままで、これが賛成か反対かという協議はなかなかやはり皆さんおっしゃるようにできないと思うので、今後はしっかりまず最初からスタートしてというか、丁寧な聞き取りの中で、どういったことを望んでいて、市は減額も今後はあったとしても、それまでこういう制度の中でこういう手当てをしますとか、個々に園のご意見を聞きながら、本当に未来の子供たちのために、そして今の新発田の子供たちのために、目的は一緒です、子供たちのためにということで。そこは変わらないのですから、しっかりとお互いに胸襟を開いて協議をしていっていただきたい中で、今回のこの陳情については、私は継続でこれから審査を進めるべきじゃないかなと、委員会としてはというふうに考えますが。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 結論的には継続審査に私も賛成であります。そうした中で、継続審査をやることによって、当初はこの委員会に臨む前は思い切って白紙で出発したらどうなのかなという考えがあったんですけれども、しかし園側の皆さんの意見も聞いたところ、少しずつ私もやっぱり市側としては園側の話を十分聞いていないなというふうに至ったわけであります。それで、私が議員になった頃は、僻地保育所というのが20か所ぐらいあったんです。近市長、それから片山市長はそうなんですけども、全国に先駆けてみんな民間委託、民間委託ということを実施して、何でもやってこられたわけです。私立が悪いというわけじゃないんですけど、いつの間にか21園にも膨れ上がっております。ですから、五十公野保育園の統合が行政報告でありましたし、三母高志議員の一般質問にも市長答弁されておりましたが、そうした公立の本来の持つべき役割なんかも検証しながら、継続審査大いに賛成であります。 ○委員長阿部聡) 渡邉葉子委員。 ◆委員(渡邉葉子) 私も継続審査に賛成でございます。制度上のこととか、まだ詳しいこととか、全体像がまだつかめていないこともございますし、継続審査でお願いしたいことと、あとは特別委託料の位置づけ云々はいろいろあるとは思うんですけれども、それを減額することによって、一番しわ寄せがいくのはお子様たちでありますので、待機児童が増えたりとか、保育士が退職せざるを得なくなってしまうとか、どうかそういう状況はならないように本当に慎重に丁寧に話を進めていっていただければと思います。 ○委員長阿部聡) 板倉委員。 ◆委員(板倉久徳) 私も結論から言うと継続審査に賛成であります。ただし、内容的にはもう予算等これから入ってくると思うんで、急いで話合いテーブルにのっていただいて、いい形で制度を設計していっていただけたらと願ってです。 ○委員長阿部聡) 若月委員。 ◆委員(若月学) 私もこのたびの陳情につきましては、継続審査が妥当だというふうに思っております。いずれにしても、双方やはり新発田の未来の子供たちのために一生懸命考えられている新発田市及び私立保育園及び認定こども園の皆様なので、話合いが決裂するというようなことがないように、新発田の未来の子供たちのためにお話合いを進めていっていただければありがたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長阿部聡) 全員の意見が出ましたけれども、板倉委員はなるべく早くとは、いろんな条件はつきましたけれども、全員が継続審査すべしということなんで、本陳情を継続審査とすることについて諮りたいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) ご異議ありませんので、陳情第1号については継続審査に付することについて賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、陳情第1号は継続審査に付することに決しました。  なお、本案についての閉会中継続審査申出書の作成は委員長に一任願いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) ご異議ございませんので、閉会中継続審査申出書の作成は委員長に一任されました。  これからの議案審査に関係のない説明員は順次退席されて結構でございます。  次に、議第37号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりといたします。  順次説明を願います。  担当課長の説明を求めます。  中野健康推進課長。 ◎健康推進課長(中野修一) おはようございます。それでは、健康推進課所管分をご説明いたします。  それでは、予算議案書の初め歳出でございます。14ページ、15ページをお開き願います。説明欄上から3つ目の丸印、2款総務費、1項総務管理費、19目諸費、健康推進課、国県支出金精算還付金は、令和2年度の国、県の補助事業の実績に伴い、国県へ精算還付するものであります。内訳といたしましては、疾病予防対策事業費を活用し、65歳以上の基礎疾患をお持ちの方を対象に、PCR検査の助成事業を実施いたしましたが、当初の見込みに反しまして、助成利用者が少なかったことに伴い、精算還付を行うものであります。そのほかにがん検診の総合支援事業、妊娠出産包括支援事業、乳幼児健康診査個別実施支援事業、緊急風しん抗体検査の精算還付金となっております。また、県補助金精算還付金につきましては、保健増進事業費県補助金に係るものとなっております。  次に、18、19ページをお願いいたします。説明欄下から1つ目の丸印、4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、予防接種事業でございます。新型コロナワクチン接種につきましては、当初高齢者の季節性インフルエンザの接種率を参考に対象者の70%の接種を見込んでみたところでございます。ところが、実際には接種率が90%を超えたこと、また高齢者の接種の完了時期を前倒しになったこと、あと接種対象年齢が16歳以上から12歳以上に対象年齢が拡大されたことなどから、集団接種の実施回数や会場、また1日当たりの接種人数を増やしておりまして、今後接種を確実に実施していく上で、不足する分の補正をお願いするものでございます。主なものといたしましては、1つ目、時間外勤務手当です。このワクチン接種につきましては、全庁挙げて取り組んでいるということでございます。健康推進課職員に加えまして、他課職員も接種運営等に従事をしております。これに伴う市職員の時間外勤務手当の不足分を計上しております。次の新型コロナウイルスワクチン接種等報償費でございます。集団接種会場で多くの市民の皆様に対し、安全かつスムーズに接種をするために、例えば予診票の記入補助、予診票の確認、接種補助、それと健康観察等を行う看護師などに対する報償費となっております。  21ページをお願いいたします。説明欄2つ目、手数料でございます。注射針、シリンジ等の医療用廃棄物の廃棄手数料、医師、看護師等の白衣等のクリーニング費用、駐車場整理にかかる経費などでございます。1つ飛んで、システム改修委託料でございます。新型インフルエンザ等特別対策措置法に基づく住民接種に係る予防接種の記録システム改修と新型コロナワクチン接種日時のお知らせはがきを出力するための改修費用となっております。次の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業委託料は、集団接種のインターネット予約、電話予約の受付、予約時間等のいわゆるコールセンター等の運営業務、集団接種、地域別接種等の会場設営や運営に係る業務、運営スタッフ派遣業務などに伴う費用でございます。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてご説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお開き願います。18款国庫支出金、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金でございます。説明欄中段の上から5つ目の丸、感染症予防事業等国庫補助金は、歳出でご説明しました新型インフルエンザ等対策特別措置法による予防接種記録システム改修費用に係る補助金でございます。補助率は3分の2でございます。次の丸、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金についても、歳出でご説明しました新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に関する費用に対する国庫補助金でございます。補助率は10分の10でございます。  歳入は以上であります。  以上が健康推進課所管分でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) それでは、保険年金課所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳入のみでございます。13ページをお開き願います。説明欄1つ目の後期高齢者医療療養給付費負担金精算金は、令和2年度の療養給付費負担金の精算に伴う新潟県後期高齢者医療広域連合からの還付金でございます。  保険年金課所管分は以上でございます。 ○委員長阿部聡) 山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) 高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書の15ページをお開き願います。説明欄上から4つ目の丸、諸費は令和2年度に交付を受けた低所得者介護サービス利用助成事業等の高齢者福祉事業に係る県からの補助金につきまして、事業費が確定した結果、返還が必要となったものであります。  次に、19ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸、介護保険事業特別会計繰出金は、令和元年度及び令和2年度の低所得者保険料軽減の対象者が増えたことによる国、県からの追加交付分と市負担分及び介護保険制度改正に伴うシステム改修経費の市負担分を介護保険事業特別会計へ繰り出すものでございます。  次の地域介護・福祉空間整備等交付金事業は、高齢者施設等の防災、減災対策を推進するための補助事業でありまして、このたび市内の介護施設1か所から倒壊のおそれがありますブロック塀の改修に対して国の交付金を受けて補助を行うものでございます。  次に、歳入であります。戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸、低所得者保険料軽減国庫負担金(過年度分)とめくっていただきまして、11ページ一番上の丸、同じく県の負担金(過年度分)は、今ほど歳出でご説明いたしました介護保険料軽減に係る国と県からの負担金の追加交付分であります。  次に、9ページに戻っていただきまして、上から4つ目の丸、地域介護・福祉空間整備等国庫交付金は、歳出でご説明いたしました同事業に係ります国からの交付金で、補助率は事業費に対して2分の1であります。  説明は以上です。 ○委員長阿部聡) 沼澤こども課長。 ◎こども課長沼澤貴子) それでは、こども課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。15ページをお願いいたします。説明欄上から5つ目の丸、諸費、こども課所管分は、令和2年度子ども・子育て支援交付金など18件の国県支出金に係る精算還付金でございます。  次に、19ページをお願いいたします。説明欄上から3つ目の丸、子どもデイサービス(一時預かり)事業及びその下の丸、地域子育て支援拠点事業は、国の補助基準単価増額等に伴い、私立園等に対する補助金の増額をお願いしたいというものでございます。その下の丸、私立保育園支援事業は、保育園等の職員が新型コロナウイルス感染症対策の徹底を図りながら保育を継続的に実施していくために必要なマスク、消毒液等の購入にかかる経費を補助するものでございます。  次に、27ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸、認定こども園支援事業は新型コロナウイルス感染症及び熱中症予防対策をはじめ、安全、安心な保育環境確保のため、私立園が行う空調設備改修工事に対し、県の補助事業を活用し、補助金を交付するものであり、対象は認定こども園百華保育園でございます。なお、事業費の負担割合は県が2分の1、市が4分の1、事業者が4分の1でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。説明欄上から2つ目の丸、児童手当等国庫交付金(過年度分)及びめくっていただきまして、11ページの上から6つ目の丸、こども園費県補助金(過年度分)は、令和2年度事業費の確定に伴う国、県からの追加補助金でございます。  戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。上から5つ目の丸、子ども・子育て支援国庫交付金及びめくっていただきまして、11ページの上から4つ目の丸、新潟県地域子ども・子育て支援事業交付金は、先ほど歳出でご説明申し上げました子どもデイサービス事業及び地域子育て支援拠点事業に係る国、県からの追加補助金であり、負担割合は国、県ともに3分の1でございます。  戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。上から6つ目の丸、保育対策総合支援事業費国庫補助金は、歳出でご説明申し上げました私立保育園等の職員が感染症対策の徹底を図りながら保育を継続的に実施していくために必要なマスク、消毒液の購入にかかる経費の補助に係る国庫補助金であり、国の負担割合は2分の1でございます。  次に、11ページをお願いいたします。説明欄上から3つ目の丸及び1つ飛んで5つ目の丸、安心こども基金事業県補助金は、歳出でご説明申し上げました認定こども園百華保育園が行う空調設備改修工事に係る県補助金でございます。認定こども園は、教育部分と保育部分で成り立っておりますが、補助金も教育部分と保育部分に分けてそれぞれ交付されることから2本立てとなっております。  歳入は以上でございます。  以上がこども課所管分でございます。 ○委員長阿部聡) 榎本社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(榎本道夫) 社会福祉課所管分についてご説明します。  初めに、歳出です。15ページをお願いします。中ほどの諸費、説明欄4つ目の社会福祉課分は、令和2年度の事業実績に伴う国、県支出金に係る精算還付金であります。  次に、23ページをお願いします。最下段の住宅管理費、説明欄、公営住宅維持管理事業は市営新栄住宅の電気の外部配線がショートしたことによる大規模な修繕をはじめ、県営中曽根住宅の地盤沈下による排水管の破損、市営豊団地の水銀灯の取替えなど、当初予算では見込むことができなかった修繕に要する費用について補正をお願いするものであります。  歳出は以上です。  次に、歳入です。9ページをお願いします。最下段の民生費委託金、説明欄、特別児童扶養手当事務取扱国庫交付金(過年度分)は、令和2年度の事業実績に基づく追加交付分であります。  11ページをお願いします。上段の民生費県負担金、2つ目の自立支援医療(育成医療)費県負担金(過年度分)は、令和2年度の事業実績に基づく追加交付分であります。  社会福祉課所管分は以上であります。 ○委員長阿部聡) 平田教育総務課長。 ◎教育総務課長(平田和彦) それでは、教育総務課所管分についてご説明いたします。  歳出のみとなります。25ページでございます。最初の丸、行政管理等に要する一般経費につきましては、8月29日付で正職員1名が退職したことから、代替として会計年度任用職員を配置したいため、人件費の補正をお願いするものでございます。  続いて、2つ目の丸、教育振興基金費でございます。新発田市にふるさと応援寄附金、いわゆるふるさと納税として寄附された浄財を各事業に充当しておりますが、教育やスポーツ関係などの事業で未活用となっている資金を教育振興基金に積立てを行うものでございます。本件につきましては、昨年度中に処理すべきものでございましたが、事務手続の錯誤によりまして、繰越しとなりましたことから、9月の決算時に合わせまして補正させていただきたいというものでございます。今後は市長部局と十分に連絡調整いたしまして、適正に事務処理を行うように努めてまいりたいと存じております。  続きまして、最下段2つ目の丸、猿橋中学校グラウンド整備事業、次の川東中学校大規模改修事業について、併せてご説明いたします。川東中学校大規模改修事業につきましては、国庫補助金申請事務を進めるに当たり、建築経過年数の補助要件を満たさなかったため、今回事業費を全額補正減とするものでございます。来年度改めて行いたいというふうに考えております。川東中学校大規模改修事業を見送ることとなりますが、学校施設整備事業計画の平準化を図りながら事業を進める観点から、後年に実施する予定でありました猿橋中学校グラウンド整備事業を前倒しし、事業を行いたいというふうに考えております。今回の補正で実施設計費及び現地測量費をお願いするものでございます。  歳出は以上でございます。  教育総務課所管分につきましては以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 小野沢学校教育課長。 ◎学校教育課長(小野沢謙一) 学校教育課所管分の概要についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。議案書の15ページをお開き願います。説明欄下から5つ目の丸、諸費の国県支出金精算還付金は、令和2年度の小中学校教育扶助事業に充当した特別支援教育就学奨励費国庫補助金の実績報告において、誤って修学旅行不参加の生徒1名分の経費を含めていたことにより、補助金を過大受給していたことが判明したため、当該経費に対する補助金を返納するものであります。  次に、25ページをお開き願います。説明欄下から4つ目の丸、小学校教育扶助事業、次の丸、中学校教育扶助事業の要保護及び準要保護児童援助費及び特別支援教育就学奨励費は、国のGIGAスクール構想により小中学校児童生徒に対し、1台ずつ配備された学習用端末を各家庭へ持ち帰り、家庭学習等に使用する際に発生するオンライン通信料を支給するものであります。なお、学習用端末の持ち帰り時期につきましては、令和3年9月からを予定しております。  歳出は以上であります。  続きまして、歳入であります。議案書の9ページをお開き願います。説明欄下から3つ目の丸と次の丸、特別支援教育就学奨励費国庫補助金は、歳出で説明いたしました小中学校教育扶助事業に対する国庫補助金であり、補助額は総経費の2分の1以内であります。  以上が学校教育課所管分であります。 ○委員長阿部聡) 庭山中央図書館長。 ◎中央図書館長(庭山恵) 中央図書館所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。27ページをお願いいたします。説明欄最下段の丸、中央図書館事業は新発田信用金庫から受領いたしました寄附金を活用し、児童図書の購入を行いたいというものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてご説明いたします。11ページをお願いいたします。説明欄中段の丸、図書館費寄附金は、歳出でご説明いたしました児童図書購入代金として新発田信用金庫から受領いたしました寄附金であります。  説明は以上であります。 ○委員長阿部聡) 井浦生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(井浦智明) 生涯学習課所管分をご説明いたします。  歳出のみでございます。初めに、議案書15ページをお開き願います。中ほどの諸費の説明欄最下段、生涯学習課、諸費は、土曜学習支援事業の財源であります国の補助金が令和2年度事業費の実績額が申請額よりも下回ったため生じた精算還付金であります。  次に、議案書の27ページをお開き願います。説明欄2つ目の丸印、成人式開催事業は、11月20日、21日の2日間に分けて延期開催を予定しております令和3年新発田市成人式の新型コロナウイルス感染症対策に要する経費であります。具体的な対策内容といたしましては、成人式実行委員会等での検討結果等を踏まえ、2日間開催となることに伴う無線機の借り上げ料の増額分、式典のオンライン配信、参加者の健康観察チェックに要する経費であります。  説明は以上であります。 ○委員長阿部聡) 担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。
     続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第37号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第34号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  井浦生涯学習課長、どうぞ。 ◎生涯学習課長(井浦智明) それでは、議第34号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  議案書の25ページをお開き願います。今回の条例改正は、紫雲寺地区公民館大島分館及び西部分館の廃止及び加治川地区公民館の移転に伴う施設の位置及び使用料の額について所要の改正を行いたいというものであります。  内容は、紫雲寺地区公民館大島分館及び西部分館については、施設の老朽化により施設を解体するため、令和3年12月1日をもって施設を廃止したいというものであります。また、加治川地区公民館については現在旧さくら苑の移転に向けて改修工事を行っており、12月中に工事が完了することから、令和4年1月4日に事務室機能を移すとともに、新使用料による貸し館の予約受付を開始し、同年2月1日には移転先での貸し館業務を開始したいというものであります。  説明は以上であります。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第34号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第35号 新発田加治川地区奨学金貸付条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  井浦生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(井浦智明) それでは、議第35号 新発田加治川地区奨学金貸付条例を廃止する条例制定についてご説明いたします。  議案書の29ページをお開き願います。旧加治川村で実施していた奨学金貸付けについて、編入前の条例による貸付金の償還が終わり、全ての事務が完了したことから、本条例を廃止したいというものであります。  説明は以上であります。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 貸付けの償還が完了したことから、条例を廃止したいということなんですけれども、最近の利用状況全くないということで受け止めていいんでしょうか。コロナ禍で親の収入がダウンされたわけですけども、そうした家庭が増えていると思うんですけども、この事業をおやめになるという、そこら辺ちょっと詳しく教えてください。 ○委員長阿部聡) 井浦生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(井浦智明) 説明が悪くて申し訳ございません。こちらにつきましては、旧豊浦町、旧紫雲寺町、旧加治川村でやっていた奨学金の貸付けになっております。旧加治川村の貸付けが令和2年度で全て終わって、お金を返した時点でこの条例を廃止するという約束だったもので、償還が済んだので、条例を廃止したいというものでございます。よろしくお願いします。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) せっかくの機会なんで。そうすると、ほかの合併町村というのはまだ残っている部分というのはあるんでしょうか。 ○委員長阿部聡) 井浦課長。 ◎生涯学習課長(井浦智明) 旧豊浦町が平成26年度で償還終了、旧紫雲寺町が平成28年で終了、今回加治川村ということになっております。  以上です。 ○委員長阿部聡) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑はないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第35号 新発田加治川地区奨学金貸付条例を廃止する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第46号 決算の認定について(令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) それでは、議第46号についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。特別会計決算書の33ページをお開き願います。職員給与費を除く主なものについてご説明させていただきます。備考欄2つ目、被保険者証交付事業は、8月の保険証一斉更新に係る印刷製本費、通信運搬費等が主なもの、次の診療報酬明細書点検事業は診療報酬明細書の点検に係る嘱託報酬等、次の国保資格審査事業は国保資格審査に係る国保連合会への手数料、次の国民健康保険団体連合会参画事業及び次の求償事務受益者参画事業はいずれも国保連合会への負担金、次の一般管理費は国民健康保険の運営に係る電算委託料などの事務的経費でございます。  なお、下から2行目、樹木伐採委託料につきましては、台風等による倒木の危険性のあった旧米倉診療所跡地の樹木につきまして、地元自治会からの伐採の要望もいただいておりましたので、予備費を充用し、対応させていただいたものでございます。  めくっていただきまして、35ページをお願いいたします。説明欄1つ目、旧国保紫雲寺診療所維持管理事業は施設の維持管理経費、1つ飛んで賦課徴収事業は保険税賦課徴収に係る通信運搬費等が主なもの、次の運営協議会運営事業は令和2年度中2回開催いたしました国民健康保険運営協議会の委員報酬など、次の趣旨普及事業は国保制度の周知のためのパンフレットの購入費等、次の保険税収納率向上特別対策事業は保険税の収納率向上に係る滞納世帯への訪問のための嘱託報酬等でございます。  めくっていただきまして、37ページをお願いいたします。1つ目の一般被保険者医療費給付事業(現物給付)から4つ下、診療報酬審査支払事業までは、一般及び退職被保険者の医療費に係る法定給付分で、それぞれ現物給付及び現金支給で給付したもの並びにレセプト審査に係る国保連合会への手数料、次の一般被保険者高額医療費支給事業から、めくっていただきまして39ページ、3つ目の退職被保険者高額介護合算医療費支給事業までは一般及び退職被保険者の医療費等について、自己負担限度額を超えた分を支給したものでございます。  次の出産育児一時金支給事業は、被保険者の出産に係る給付、次の葬祭費支給事業は被保険者の死亡の場合に葬儀の執行人に対し給付したものでございます。  なお、その下、備考欄空欄でございますが、6項1目傷病手当金につきましては、昨年度補正対応させていただきました新型コロナウイルス感染症に係る休業手当金の支給事業でございまして、幸い昨年度は市内の感染事例が多くなかったということから、申請が1件もなく、支給実績はございませんでした。  めくっていただきまして、41ページをお願いいたします。1つ目の国民健康保険事業費納付金(一般被保険者療養給付費分)から4つ下、同介護納付金分までは、県全体の医療給付費、後期高齢者支援金、介護納付金を賄うために必要な財源のうち、被保険者数、医療費水準、所得水準を勘案し、県から割り当てられた当市の負担分でございます。  次の特定検診・特定保健指導事業は、40歳から74歳までの被保険者を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健診及びその後の保健指導等の実施を委託した経費等でございます。  めくっていただきまして、43ページをお願いいたします。1つ目の国保保健指導事業は、重複多受診者訪問や39歳以下メタボ予防指導事業などの訪問指導事業等に要した経費、次の国保保健事業は医療費通知、ジェネリック医薬品利用差額通知等に係る経費、次の疾病予防事業は人間ドックやそのオプションとして実施する肺がん検診などに係る医療機関への検診委託料等、次の国民健康保険事業財政調整基金費は同基金への積立金、次の元金及びめくっていただきまして45ページ、1つ目の利子は旧国保紫雲寺診療所の建設に係る償還金の元金及び利子分でございます。  次の償還金以降につきましては、それぞれ備考欄記載のとおりでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして、23ページをお願いいたします。1つ目の医療給付費分現年課税分(一般被保険者国民健康保険税)から、めくっていただきまして25ページ中ほどの介護納付金分滞納繰越分(退職被保険者等国民健康保険税)までは、一般及び退職被保険者それぞれから徴収した医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の国民健康保険税でございます。  なお、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国保税の減免につきましては、延べ123件、1,285万7,300円の実績でございまして、該当する方々の負担軽減につながったものというふうに考えております。  最下段、システム開発費等国庫補助金は、マイナンバー制度を活用したオンライン資格確認等システムの改修に要する補助金で、国から全額補助があったというものでございます。  めくっていただきまして、27ページをお願いいたします。1つ目の災害臨時特例国庫補助金は、今ほどお話しした国保税コロナ減免に係る国からの補助金が主なもので、補助率は令和2年度分の減免総額の10分の6でございます。  次の普通交付金は、歳出でご説明いたしました医療給付費の財源として県から交付されたもの、次の特別交付金(保険者努力支援分)から4つ下の保険者努力支援事業費分までは特定健診、特定保健指導、ジェネリック医薬品の普及など医療費適正化に向けた取組の評価に応じて交付される交付金等でございまして、当市は県内でもトップクラスの評価をいただいているところでございます。  1つ飛んで、保険基盤安定繰入金は、保険税の法定軽減分の補填分や保険者支援分の繰入れ、1つ飛んで出産育児一時金繰入金は給付総額の3分の2相当額の繰入れでございます。  めくっていただきまして、29ページをお願いいたします。1つ目の財政安定化支援事業繰入金は、保険税の軽減世帯率や高齢者率に応じた繰入れ、次のその他繰入金は旧国保紫雲寺診療所の維持管理経費に係る繰入れ、次の国民健康保険事業財政調整基金繰入金は財源補填のため、基金を取り崩して特別会計へ繰り入れたもの、次の繰越金は令和元年度からの繰越金でございます。  次の一般被保険者延滞金から、めくっていただきまして31ページ最下段のその他雑入までは、それぞれ備考欄記載のとおりでございます。  歳入は以上でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりました。
     質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 1点だけ伺います。  35ページの運営協議会費なんですけど、たしか私の悪い耳は、運営協議会の運営事業、年2回開催されたということなんですが、普通ですと定例会の前に必ず開催されるんですけど、やっぱりコロナの影響なんでしょうか。そこら辺ちょっと教えてください。 ○委員長阿部聡) 佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) 佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  予算としては例年3回を予定して計上しておるんですが、正直今までの通例といたしましては8月と2月に開催を年2回しているという状況でございまして、例えば12月定例会で予定している議案につきましては8月の第1回の協議会の中で、このような議案を出させていただくけれどもということをちょっと口頭で委員にご説明をいたしまして、ご了解をいただいてと、そういう対応を取らせていただいております。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結します   続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 議第46号 決算の認定について(令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)につきましては、賛成の立場で討論させていただきます。  理由は、値上げされずに保険料を据え置いたということで、これは全国的にも県内でも値上げされるのが当たり前のように行われているんですが、これは評価に値すると思います。しかし、国保税が据え置かれましても、やはり国保が高いということには変わりはありませんし、全国知事会、全国市長会が求めてきた公費の投入、この問題もありますし、子供の均等割の問題もありますので、せめて協会けんぽ並みに引き下げるように、抜本的な引下げを要望いたしまして賛成といたします。 ○委員長阿部聡) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、これより採決いたします。  議第46号 決算の認定について(令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第46号は認定すべきものと決しました。  次に、議第38号 令和3年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) それでは、議第38号についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。予算議案書の43ページをお願いいたします。少し説明が前後するんですが、説明欄下段の償還金からご説明させていただきます。償還金は、前年度以前に概算で歳入いたしました国県支出金につきまして、実績報告等による精算の結果発生した返還金でございます。  戻っていただきまして、上段の国民健康保険事業財政調整基金費でございますが、令和2年度の繰越金から今ほどご説明いたしました償還金を差し引きまして、残った分を同基金に積み立てるものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。41ページをお開き願います。説明欄、繰越金は、令和2年度決算に伴う繰越金でございます。  歳入は以上でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第38号 令和3年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第47号 決算の認定について(令和2年度新発田介護保険事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) それでは、議第47号、令和2年度新発田介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。特別会計決算書の69ページをお開き願います。備考欄2つ目の丸、運営協議会運営事業は、介護保険運営協議会の委員報酬、次の認定調査事業は訪問調査員の報酬、かかりつけ医の主治医意見書作成手数料、次の一般管理費は介護報酬改定に伴うシステム改修委託料、介護保険業務電算委託料、また令和2年度に策定いたしました第8期介護保険事業計画の策定業務委託料が主なものであります。  めくっていただきまして、71ページ、一番上の丸、賦課徴収事業は介護保険料賦課に係る納入通知書等の印刷製本費や通信運搬費が主なものであり、次の介護認定審査会参画事業は新発田地域広域事務組合に共同設置しております介護認定審査会に係る負担金であります。  1つ飛んで居宅介護サービス給付費給付事業から、めくっていただきまして73ページ、2つ目の丸、居宅介護サービス計画給付費給付事業までは、要介護1から5の認定者が利用した居宅、地域密着、施設介護サービスに係る給付費であります。  次の介護予防サービス給付費給付事業から4つ下の丸、介護予防サービス計画給付費給付事業までは、要支援1、2の認定者が利用した介護予防サービス等に係る給付費であります。  めくっていただきまして75ページ、一番上の丸、高額介護サービス費給付事業とその下の丸、高額医療合算介護サービス費給付事業は、利用者負担上限額を超えた方に対して支払った給付費であります。  次の特定入所者介護サービス費給付事業は、要介護認定者のうち、低所得の方が特別養護老人ホームなど施設サービスを利用した際に食費、居住費の負担限度額を超えた額について支払った給付費であります。  1つ飛んで訪問型サービス事業と次の通所型サービス事業は、要支援1、2の方などが利用する介護予防・日常生活支援総合事業、いわゆる総合事業のサービスに係る給付費が主なものであります。  なお、最後に記載のあります介護予防・生活支援サービス事業強化支援補助金は、県のモデル事業として取組をスタートしております口腔、栄養、運動を併せて行う複合型の通所型サービスC事業の委託事業所に対し、県の補助金を活用して研修費用の補助を行ったものであります。  次の介護予防ケアマネジメント事業は、総合事業を利用する際に地域包括支援センターが行うプラン作成とケアマネジメントに対して支払う委託料、めくっていただきまして77ページ、5つ目の丸、一般介護予防事業は総合事業のうち、65歳以上の全ての高齢者を対象として、高齢者が元気で生き生きと生活し、要介護状態にならないようにするための様々な事業を実施したものであり、介護予防教室委託料や地域におけます運動を目的とした週1回の住民主体の通いの場、ときめき週1クラブの立ち上げ、運営に対する補助金が主なものであります。  1つ飛んで地域包括支援センター運営事業は、市内5か所に設置しております地域包括支援センターの委託料が主なものであります。  めくっていただきまして、79ページ一番上の丸、認知症総合支援事業は、認知症の方やその家族を総合的に支援する体制をつくるため、中心となって活動する認知症地域支援推進員を市と各地域包括支援センターに配置するための報酬及び委託料が主なものであります。  次の在宅医療・介護連携推進事業は、医療従事者と介護従事者の連携を推進するため、新発田北蒲原医師会に委託して設置した新発田地域在宅医療介護連携推進センターの運営や事業に要した経費などであり、次の生活支援体制整備事業は住民同士が助け合い、支え合える地域づくりを実現するための生活支援コーディネーターの配置及び事業に要した経費であります。  1つ飛びまして、介護給付費等費用適正化事業は、介護給付適正化のため、ケアプラン点検等の実施を拡大するために雇用した嘱託職員の報酬が主なものでありまして、次の成年後見制度利用支援事業は法定後見制度の利用が必要な高齢者への支援と成年後見人の報酬に対する助成、2つ飛びまして寝たきり高齢者紙おむつ助成事業は寝たきり高齢者等への介護負担、経済的負担の軽減を図るために紙おむつの購入助成に要した経費であります。  めくっていただきまして81ページ、2つ目の丸、介護給付費準備基金費は、令和元年度の介護給付費等の精算に伴う積立金、次の償還金は令和元年度分の介護給付費等の精算による国県支出金及び支払基金交付金の精算還付金、次の還付金は過年度に係る第1号被保険者保険料の還付金であります。  次の一般会計繰出金は、歳入の保険者機能強化推進国庫交付金を一般会計の事業であります健康長寿アクティブ交流センター管理運営事業へ活用するために、一般会計へ繰り出したものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてご説明いたします。  戻っていただきまして56、57ページをお願いいたします。第1号被保険者保険料は、特別徴収、普通徴収の現年度分及び滞納繰越し分の保険料であります。  次に、ページ中ほどより少し下、介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の負担金であります。  最下段、調整交付金は、介護給付費地域支援事業費に対する国からの調整交付金であります。  めくっていただきまして58、59ページ一番上の地域支援事業交付金は、総合事業や地域包括支援センター運営事業等に対する国からの交付金で、次の介護保険事業費国庫補助金は、介護報酬改定等に伴うシステム改修に係る国からの補助金であります。  次の保険者機能強化推進国庫交付金及び介護保険保険者努力支援国庫交付金は、高齢者の自立支援、重度化防止等に向けた保険者の取組などに対する財政的インセンティブとして、市町村の取組の達成状況を評価できるように客観的な指標が設定されており、その指標の達成状況に応じて配分された国からの交付金であります。  次の介護保険災害等臨時特例国庫補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し、一定の基準を満たす場合に申請に基づき保険料の減免をいたしましたが、その現年分について国から補助金が交付されたものでございます。  次の介護給付費交付金とめくっていただきまして60、61ページ一番上の地域支援事業支援交付金は、これらの事業に対する支払基金からの交付金で、次の介護給付費負担金は、給付金に係る県の負担金、次の地域支援事業交付金は、総合事業や地域包括支援センター運営事業等に係る県からの交付金であります。  次の介護予防・生活支援サービス事業強化支援県補助金は、歳出でご説明いたしました県のモデル事業である複合型の通所型サービスC事業の実施に向け県から交付されたものであります。  めくっていただきまして62、63ページをお願いいたします。ページ中ほどの介護給付費繰入金、次の地域支援事業繰入金は、介護給付費等に対する市の負担分であります。次の低所得者保険料軽減繰入金は、保険料軽減に係る国、県及び市の負担分であります。  めくっていただきまして64、65ページをお願いいたします。一番上のその他一般会計繰入金は、職員給与費及び事務費に対する一般会計からの繰入金であります。  次の繰越金は、令和元年度からの繰越金で、最下段、雑入は、めくっていただき67ページまで記載がありますが、それぞれの事業に係る利用者からの負担金などであります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 2点伺います。  第7期介護保険の事業計画最後の年ですよね、令和2年度。介護報酬そのものがずっと低く抑えられてきましたので、思うようにこの事業計画も進まなかったんじゃないかなと推測されますが、その予定していた事業所が集まったのか集まらないのか、その介護計画書の予定していた事業所は集まったのかどうか。これが1点目。  それから2点目は、186、187ページにありますが、介護給付費準備基金、いわゆる基金、元年度は14億3,600万円あったのを令和2年度決算では何と16億2,454万1,000円になっていますけれども、これはなぜ介護保険を引き下げるというそういうふうにお使いにならなかったのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。 ○委員長阿部聡) 山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) それでは、佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  1点目は、第7期に予定されていた施設整備等がどうなったかというお話でよろしかったでしょうか。第7期におきましては、計画に基づきまして地域密着型特養を1施設とそれからニーズの依然として高い特別養護老人ホームの多床室の整備を行いました。30年度にショートステイの床から転換という形で20床を特別養護老人ホームに転換いたしまして増床を行いますと同時に地域密着型の特別養護老人ホームを8期当初の開設予定ではあったんですけれども、ちょっとコロナの関係で整備が遅れておりますが、1施設募集をいたしまして、公募をいたしまして今整備をしているところでございます。  それから、2点目につきましては、基金につきまして活用することができなかったのかという……           〔「どんどん膨れ上がるんですか、積立金」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) 確かに金額をご覧いただくとかなり大きな金額になってございまして、これが適正なのかどうかというところはご意見いろいろあるかと思いますが、こちら7期中に積立てをいたしました金額に関しては、8期中に取崩しを予定しておりまして、8期の保険料の引上げを抑えるということに活用させていただいておりますし、また介護費というのは右肩上がりに上がっていくという状況がございまして、これから団塊の世代の方が75歳に到達する2025年以降介護費がどんどん必要になっていくということに備えていく必要もございますので、今あります基金のほうを大事に活用してそういった急激な保険料の上昇等を抑えることに活用してまいりたいと考えております。  以上です。
    委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 同じように国保の財政調整基金見ますと、元年度は8億6,500万円ですが、2年度は7億7,100万です。それでも据え置いていますよね。国保から見ると介護の基金は倍以上ありますよね。ですから単純な質疑したわけですが、ぜひ介護の引下げを行ってほしかったなと思いますけど、国保に比較してどのようにお考えなのか。前年度は、国保の保険年金課長を経験されましたので、山口課長いかがでしょう。 ○委員長阿部聡) 山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) 佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  今ほども説明申し上げましたとおり、介護費というのはある一定の要介護度になってしまいますともう元に戻るということがなかなか難しいという状況もございます。医療費というのは、国保に関しましては75歳でほかの後期高齢のほうに移っていくというような仕組みでもございますし、また病気というのは治療によって治るということもありますので、医療費というのは年々多くなったり少なくなったりという状況がございますので、そういった状況もあって、介護というのは一旦必要になるとどんどんかさんでいってこの後2025年以降というのは、本当に右肩上がり、急激な上昇が見込まれているわけですので、そういったことに備えてこの基金のほうを十分に活用をしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長阿部聡) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 1点だけ聞かせてください。  今課長のほうから急激に介護がというお話もありましたけれども、79ページの成年後見制度利用支援事業なんですが、なかなか前から必要とはされているけれども進まない事業の1つだと思うんですが、今の現状を少しお聞かせしていただきたい。利用人数とか今市民後見も少しずつ多分研修ということも進められているのかなと思いますけれども、今後本当は必要になってくる制度の中で、なかなか進んでいない今の現状をちょっとお聞かせください。 ○委員長阿部聡) 山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  この成年後見制度利用支援事業といいますのは、新発田市の市民の方が市長申立てを行うということに対して支援を行うものとあと報酬が必要な方に、低所得の方で成年後見制度を利用されて成年後見人の方に報酬を支払わなければならないけれども、低所得のために報酬が支払えないという方の代わりに報酬を助成するという制度になっておりますけれども、市長申立ては年々やっぱり増加をしておりまして、令和2年度の実績で申し上げますと9件となっております。その前年、元年度が7件でありましたことから、少しずつやっぱり増加をしているという状況であります。報酬の助成に関しましても、増加の傾向にございまして、令和元年度4件だったものが令和2年度は19件ということで急増をしているような状況でございます。こちらにつきましても、先ほどの介護のお話ではありませんけれども、やはり増加傾向というのがなかなか減るような状況にはないかなというふうに感じておりまして、この傾向はしばらく続くのかなというふうに捉えております。また、市民後見人でしょうか、市民後見人の助成につきましては、今成年後見センターというのを社会福祉協議会に委託して、私どもの事業でなく社会福祉課の事業になるんですけれども、行っておりまして、そちらのほうで令和2年度から養成を始めておりまして、令和2年度の養成実績が、申込み12人のところ、ちょっと途中で脱落をしてしまった方がいて養成の実績が9人となっております。ただ、市民後見人となりましてもいきなり後見人のお仕事ができるかというとなかなか難しいところでありまして、現在は社協のやっておりますそういった不自由な方の支援する事業がございまして、その支援員として活動をしているというような状況であるというふうに聞いております。また、その養成の講座というのは、今年度も行われるというふうにお聞きしております。  以上です。 ○委員長阿部聡) 山口恵子戦略監、どうぞ。 ◎健康アクティブ戦略監(山口恵子) 高齢福祉課は、私の管轄のところということなので、今ちょっと石山委員のご質疑にきちっと当たった答弁とそうでなかったところがあるかと思うんですが、社会福祉課の分野になるので、もしあれであれば決算審査のときにでもまたお伝えをするか、数字については後ほど改めてお知らせをさせていただくことにさせていただけませんか。  よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 石山委員、いかがですか。 ◆委員(石山洋子) はい、承知いたしました。すみませんでした。高齢福祉課でそういった支援事業ということがありましたので、ちょっと状況なども聞かせてもらえるかなと思ってちょっとお聞きいたしました。山口戦略監のおっしゃるとおりだと思いますので、また必要であればこちらのほうから聞かせていただきます。 ○委員長阿部聡) 他に質疑ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終了いたします。  次に、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 議第47号 決算の認定について(令和2年度新発田介護保険事業特別会計歳入歳出決算)につきましては、反対の立場で討論させていただきます。  最大の要因は、倒産とか事業を見送るという現象が全国的に起きているわけですが、最大のその要因は介護報酬を国が引き下げ続けてきたというそこにまさに要因があるわけであります。予防が悪いわけではありませんけれども、改定のたびに報酬が引き下げられてまともな運営ができないわけであります。予防の名で介護と言えないものに制度そのものが変質させられており、人の営みを支えられない制度にしたということで反対とさせていただくわけであります。  また、先ほど申し上げましたように、187ページに如実に基金が書かれておりますけれども、16億2,454万1,000円もあるわけですし、どんどん雪だるま式に増えていきます。課長のおっしゃることも理解できないわけではありませんけれども、やはりもう払いたくても払えない、国保並みに介護保険もやはり引き下げるべきだったなということを申し添えまして反対といたします。 ○委員長阿部聡) 他に討論ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第47号 決算の認定について(令和2年度新発田介護保険事業特別会計歳入歳出決算)について、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手多数であります。  よって、議第47号は認定すべきものと決しました。  次に、議第39号 令和3年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定について議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  山口高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(山口幸恵) それでは、議第39号、介護保険特別会計補正予算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書の55ページをお開き願います。説明欄一番上の丸、一般管理費は、介護保険制度改正に伴うシステム改修費の増額をお願いしたいものであります。  次の介護給付費準備基金費は、令和2年度の事業費確定に伴う介護給付費等の剰余分を基金に積み立てるものであります。  次の償還金は、令和2年度の介護給付費等の確定に伴う国、県支出金等の精算還付金であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。戻っていただきまして53ページをお願いいたします。一番上の丸、介護保険事業費国庫補助金は、歳出でご説明いたしましたシステム改修費に係る国庫補助金で、補助率は2分の1であります。  次の低所得者保険料軽減繰入金(過年度分)は、一般会計の補正でご説明いたしました令和元年度及び令和2年度の軽減対象者が増えたことによる国、県からの追加交付分を市負担分とともに一般会計から繰り入れるものであります。  次の事務費繰入金は、システム改修経費の市負担分を一般会計から繰り入れるものであります。  次の繰越金は、令和2年度決算の確定に伴う繰越金であります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 終結いたします。  これより採決いたします。  議第39号 令和3年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第48号 決算の認定について(令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) それでは、議第48号についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。特別会計決算書の101ページをお開き願います。職員給与費を除く主なものについてご説明させていただきます。備考欄2つ目の一般管理費は、保険証送付に係る通信運搬費や後期高齢者医療業務の電算委託料が主なもの。  次の保険料徴収事業は、保険料の徴収に係る納入通知書の通信運搬費と次の納付金は被保険者から徴収した保険料及び保険料軽減分に係る保険基盤安定負担金を合わせた後期高齢者医療広域連合への納付金でございます。  めくっていただきまして103ページをお願いいたします。1つ目の後期高齢者健(検)診事業は、被保険者の健康診査に係る委託料や人間ドック受診料の助成金等、次の還付金は備考欄記載のとおりでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして95ページをお願いいたします。備考欄1つ目の現年度分(特別徴収保険料)から5つ目の滞納繰越分(普通徴収保険料)までは、それぞれ年金からの特別徴収分、納付書や口座振替による普通徴収分、滞納繰越し分の保険料でございます。なお、後期高齢者医療保険料に係る令和2年度のコロナ減免につきましては、合計7件42万5,200円の実績だったというふうに広域連合のほうからお聞きしております。  次の事務費繰入金から最下段、保険事業繰入金までは、それぞれ事務費、保険料負担軽減、健康診査等に係る一般会計からの繰入金でございます。  めくっていただきまして97ページをお願いいたします。1つ目の繰越金は、令和元年度からの繰越金、2つ飛んで保険事業受託収入は健康診査に係る広域連合からの受託収入、次の後期高齢者医療制度特別対策補助金は、人間ドックの費用助成等に係る広域連合からの補助金、次の高齢者医療制度円滑運営事業費国庫補助金は、税制改正に伴うシステム改修に係る補助金で、補助率は10分の2でございました。  歳入は以上でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 議第48号 決算の認定について(令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)につきましては、反対の立場で討論させていただきます。  2008年にこの制度が発足以来、75歳以上という年齢で医療給付、健康診断等差別的に扱う世界でも異例の制度だということで反対してまいりました。高齢者を差別する医療制度は廃止して、必要な医療を平等に保障するという老人医療費に戻すべきであります。そうした中で、人間ドック、これは議会報告会でも再三にわたり要望が出された103ページの人間ドックが実現されたということは評価に値いたしますが、繰り返しますが、75歳以上の年齢で仕切るというこの制度そのものに差別医療ということで反対いたします。 ○委員長阿部聡) 他に討論ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) これより採決いたします。  議第48号 決算の認定について(令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕
    委員長阿部聡) 挙手多数であります。  よって、議第48号は認定すべきものと決しました。  最後に、議第40号 令和3年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  佐藤保険年金課長。 ◎保険年金課長(佐藤英樹) それでは、議第40号についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。予算議案書の67ページをお開き願います。説明欄、納付金は、令和2年度決算に伴う後期高齢者医療広域連合への追加納付金でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして65ページをお願いいたします。説明欄、繰越金は、令和2年度決算に伴う繰越金でございます。  歳入は以上でございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長の説明が終わりましたので、質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第40号 令和3年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部皆さんは退席されて結構です。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。ありがとうございました。           午前11時55分  閉 会...